角膜は下図のように上皮・実質・内皮に分けられます。
CLは上皮の上に涙液を介して乗っているので、CLによるトラブルはまず角膜上皮に発生します。
CLの酸素透過性が悪いと角膜内皮にも変化が起きますが、これはゆっくりとした自覚症状のない障害です。
角膜上皮は再生しますが角膜実質、上皮は再生力はなく、この部分の混濁、機能低下は一生涯残ることになります。早期発見すなわち定期検査にて自分のリスク要因(ドライアイ、長時間装用”など)を聞いて知っておくとよいでしょう
*角膜のトラブルは感染を起こすと重大な結果を招きます。
点眼薬などの確実な使用と結果観察が重要となります。