コンタクトレンズは眼鏡と共に目の大切な矯正用具ですが、同時にカラーレンズでは美容的手段としても欠かせないものとなっています。今回は忘れないでほしいコンタクトレンズの危険性についてです。
1、ドライアイと角膜びらん:角膜上には涙液がありコンタクトを装着することで涙液層が薄くなります。(左上図は参天製薬より)乾燥感の理由です。
2、アレルギー性結膜炎:レンズの汚れが残ったまま装着することが原因です。2週間タイプに多く、上にずれやすく,はずしにくいなどがでます。(右上図)
3、角膜潰瘍:長時間装着、汚れたレンズの装着でおこります。眼の痛み、強い充血、視力低下がでます。とても怖い合併症です。(下左図)
4、角膜新生血管:長時間の装着でおこります。いつも目が充血し角膜上方に見られます。
5、角膜内皮障害:数年にわたり長時間の装着でおこります。症状はでません。
悪化した時角膜が曇り水泡がたまってきます。(下右図)
6、眼瞼下垂:数十年長時間使用しすぎると発症します。普段から装用しすぎに注意しましょう。